January 19, 2010

成田空港のラウンジでメールを受け取った。ひとつだけ残っていた件の確認がぎりぎりでできたとのこと。ほっと胸を撫でおろす。強い偏西風に乗って、飛行機は八時間ジャストでロサンゼルスに到着。厚い雲の下に出たと思ったら、もう滑走路まであとわずかという高度だった。すぐに窓が曇ってしまって外の様子が何も見えない。土砂降りの雨である。入国審査を済ませてアヤちゃんと合流。そのまま南下。前のクルマのテールランプがかろうじて見えるほどの強い雨だった。パームスプリングスに到着したときはかろうじて晴れ間が見えていたのだが、食堂で軽い昼飯を食べている間に、こちらも土砂降りになる。部屋に戻り、届いていたメールを読む。鹿児島より校了したとの報告。28日に刷り上がり、30日に鹿児島でお披露目できる目処がようやく立った。

いろいろな場所に行き渡らせて、偶然に誰かの目にとまるのを待つほどの余裕ある部数を、残念ながら資金がないので用意できなかった。だから、欲しいと思ってくれる人の手に届くのに、少し時間や手間がかかってしまうかもしれないことを、あらかじめお詫びしておかなくてはならない。この本を読んでみたいと考えてくれる人の数を増やしていくことで、次の新しいアイディアを形にする資金を作る。シンプルで難しくて、そして楽しい。

『ぼくの鹿児島案内』(ランドスケーププロダクツ)