February 2010
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PRIMAVERA
Feb 19th
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Feb 19th
カミさんは梅雨のことをよく「雨季」と言い違える。この七年ほどは、正月を迎える場所がバンコクか、サムイ島のチャウエンビーチか、チェンマイのいずれかだったから、季節の感じ方までタイふうになってしまったのかもしれない。タイで正月を過ごすなら、チェンマイの気候がいちばん好きだ。昼間は30℃前後、朝晩は15℃前後。寒暖の差は大きいけれど、湿度がそれほど高くなく身体にこたえるようなことがない。ちなみに正月のチェンマイを「冬」と呼ぶことはあっても、強引に四季に当てはめればという前提がつく。一年は、わりと涼しい乾季、ひたすら暑い暑季、雨の多い雨季という、三つの季節にわけられている。「春」という言葉を当てはめられる時期を探すのは、この町では難しいかもしれない。 ...
Feb 19th
WITH LOVE
Feb 17th
Feb 17th
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10年近く診てもらっている整体治療院の先生が結婚した。先日、背中を揉みほぐしてもらいながら、新婚生活はどうですかと尋ねてみたところ、「誰かが家で待っていると思うと張り合いがあります」と笑ったものの、少し間を置いてから「でもね」と言うなり、そこから堰を切ったように不満を述べはじめた。肩甲骨のあたりを押す指に力が一層こもってくる。 ...
Feb 17th
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SWEETS
Feb 16th
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Feb 16th
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去年の秋から今年の春にかけて、北米を中心に、蜜蜂が巣に戻ってこずに行方不明になるという現象が広がっていたそうだが、最近はその話も聞かなくなった。解決したのならいいけれど、一体、どうなったのだろう。そもそも、解決できるような問題なのだろうか。 ...
Feb 16th
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CHRISTMAS TIME
Feb 15th
Feb 15th
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クリスマスを楽しみにしていたのは何歳までだったろう。大人になってからは年の瀬があまり好きになれない。クリスマスまでは、やれプレゼントだケーキだディナーだとあんなに騒々しかったのに、それが終わった途端、ツリーはそそくさと片づけられてしまう。そして街角には正月飾りの市が立つ。まだ食べ物が残っているのに黙っていきなり皿を下げられ、次の料理を出されたような感じがする。しかも、洋風から和風へと強引に変わっているのだから、余韻も何もあったものではない。あとは除夜の鐘が鳴る直前まで、「今年はこんなことがありました」と、テレビ番組が無理やりな総決算を繰り返す。年内にすべて済ませ気持ちを新たにしたいというのはわからないではないが、そこまで急く必要もなかろうにといつも思ってしまう。 ...
Feb 15th
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COFFEE MUSIC
Feb 14th
1 note
Feb 14th
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カエターノ・ヴェローゾの音楽をはじめて聴いた場所はカフェだった。ブラジル音楽、とりわけボサノヴァがカフェの定番BGMとなった今ならば、そんなこともわりとよくある話なのかもしれない。しかし、それは1978年のことなのだ。聴いたのは『クアルケル・コイザ』。このアルバムの発売は1975年のはずだからリアルタイムというのではないけれど、ブラジル音楽の情報が今ほどにはなかった頃である。そのカフェの音楽的趣味は相当に進んでいたと言っていいだろう。他にはマリア・ベターニャ、エドゥ・ロボ、ジョルジ・ベン、ガル・コスタ、ジョアン・ボスコなどもよくかかっていた。カフェの名前は『和田珈琲店』という。札幌の南三条西六丁目にあった。もちろん、自家焙煎のコーヒーはとびきり美味かった。 ...
Feb 14th
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BOOK
Feb 13th
1 note
Feb 13th
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六本木ヒルズが建っている辺りに「WAVE」があった頃だから80年代の終わりである。「WAVE」の4階、アート本を揃えた「ストアデイズ」という書店で、素晴らしい写真集を見つけた。タイトルは『FELLINI’S...
Feb 13th
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TRAVEL
Feb 12th
Feb 12th
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鉄道の旅が好きだ。展望車にでも乗らないかぎり前方の景色は見えないので、遠くの山々や後ろに流れていく緑の帯を眺めるには、顔を横に向けなくてはならない。そのほうが楽だから頬杖をつく。鉄道の旅がどこか自分をセンチメンタルな気分にさせるのは、この頬杖に関係があるのかもしれない。ドライヴなら速い曲を聴きたくなるけれど、例えそれが時速300キロを超える新幹線やTGVだったとしても、列車には断然、ゆったりとしたテンポの音楽が似合う。電車に揺られながら食事をしたり横になっりするのも好きだ。ただ、車両が最新型になると、スピードは増すが、窓は開けられなくなり食堂車も消えてしまうことが多いし、目的地までの所要時間が短くなるため寝台列車の本数も減っていく。残念ながら鉄道の旅はだんだん味気なくなってきた。 ...
Feb 12th
SEASIDE
Feb 11th
Feb 11th
オアフ島のノースショアまでドライヴしてサンセットビーチの夕日を眺めるとき、ゆっくりと沈んでいく太陽や刻々と変化する大波だけでなく、それらを前にして言葉を失い陶然とする誰とも知れない人々の背中がそこにあるからこそ、より感傷的になってしまう。どうやら自分はそういうタイプの男らしい。誰もいない絶景のビーチにひとり佇んで物想いに耽りたいのではないのだ。去年の夏の終わり、久しぶりに「パパイヤ」に行き、缶ビールを飲みながらそう思った。 ...
Feb 11th
SUMMER ISLAND
Feb 10th
Feb 10th
4 notes
それほどたくさんの島に行った経験があるわけではないが、どの島にも各々の固有のテンポというものがあるように思う。ハワイ諸島の東端にあるハワイ島、通称、ビッグ・アイランドのヒロという町からホノカアまでドライヴする時、カーラジオからジャワイアンが流れてくると、そのゆったりとしたテンポが、ビッグ・アイランドに居るということを幸せな気分とともに実感させてくれる。同じ曲を、ほんの数十分のフライトでオアフ島に移動し、ホノルル空港からワイキキへ向かうレンタカーの中で聴いたとしても、たぶん何とも思わないはずだ。あるいは、すぐにでもヒロに戻りたくなるだろう。 ...
Feb 10th
SOUVENIR
Feb 9th
Feb 9th
もうずいぶんと昔のことだが、カミさんとはじめて一緒にパリに行ったときに軽い喧嘩をした。原因はおみやげだ。あの人には何を選んだらいいのだろうか、この人にも何か買って帰ったほうがいいかもしれない。街を歩いているうちに、そんな話題になった。おみやげのことばかり考えていたら、せっかくのパリ滞在を楽しめないではないか。自分はそのようなことを言い返したのだと思う。それが、時差ぼけで頭がぼんやりしていたからか、言葉の通じない毎日に苛立っていたためか、いずれにしても余裕のある受け応えとはいかず、諫めるような口調になってしまった。あとは売り言葉に買い言葉だ。しかし、今、あらためて思い起こしてみると、別にカミさんは、おみやげについて何度もしつこく口にしたのではなかったような気がする。たまたま、溜息をつくような感じで呟いただけだったかもしれない。なのに、当時の自分はおみやげというものを毛嫌いしていたので、おみやげ...
Feb 9th
WINDY
Feb 8th
Feb 8th
海外へ旅行するときに行きと帰りの飛行時間が違うのは、風のせいなのだと知っている。西に向かうときは向かい風、東に向かうときは追い風で、例えばタイに行くのなら、往路は6時間以上かかるけれど、特に冬になると帰りが5時間を切るのではないかというくらい短くなり、風の力が相当のものであることをあらためて感じさせられる。その風のことをぼんやりと「貿易風」だとずっと思っていた。しかし先日、バンコクに向かう飛行機の中で、北半球の貿易風は北東の風なのだから、西に向かうときには追い風にならなくてはおかしいではないかと気がついた。ということは、いま飛行機の機首に向かって吹きつけているだろう風は「偏西風」なのだとうか。それとも「ジェット気流」だったろうか。あれこれ考えているうちに、ライアル・ワトソンの『風の博物誌』を無性に読み返したくなった。旅行を終え東京に戻ってすぐに家の本棚を探したが、一向に出てくる気配はない。業...
Feb 8th
NEW LIFE
Feb 7th
Feb 7th
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胸を張って言うようなことではないけれど、引越が趣味みたいなものである。住処を変えるたびにいままでとは違う生活が始まる訳だから、人よりは「新しい暮らし」をたくさん経験しているかもしれない。たびたび引越を繰り返すうちに、これから新生活がスタートするのだという感慨はだんだん薄まっているような気もするが、とりあえず荷物をすべて運び込み、「最初に開ける」と書いた段ボール箱に入れたCDラジカセとCDを取り出して音楽を流すと、その家が急に自分に近しいものに感じられほっとする。この瞬間はなかなか心地良いし、ちょっとした儀式のようでもある。この個人的な儀式に不可欠なCDラジカセを買ったのは、鎌倉で暮らしはじめたときのことだ。 ...
Feb 7th
7 notes
January 2010
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ぼくの鹿児島案内。
Jan 18th
1 note
Jan 18th
成田空港のラウンジでメールを受け取った。ひとつだけ残っていた件の確認がぎりぎりでできたとのこと。ほっと胸を撫でおろす。強い偏西風に乗って、飛行機は八時間ジャストでロサンゼルスに到着。厚い雲の下に出たと思ったら、もう滑走路まであとわずかという高度だった。すぐに窓が曇ってしまって外の様子が何も見えない。土砂降りの雨である。入国審査を済ませてアヤちゃんと合流。そのまま南下。前のクルマのテールランプがかろうじて見えるほどの強い雨だった。パームスプリングスに到着したときはかろうじて晴れ間が見えていたのだが、食堂で軽い昼飯を食べている間に、こちらも土砂降りになる。部屋に戻り、届いていたメールを読む。鹿児島より校了したとの報告。28日に刷り上がり、30日に鹿児島でお披露目できる目処がようやく立った。 ...
Jan 18th
小林
Jan 1st
Jan 1st
鹿児島と博多を結ぶ九州新幹線は来年の春に全線開通するのだそうだ。鹿児島中央駅を出発して、ようやく車内の空気に馴染んだと思ったらもう新八代駅で、あわててリレーつばめに乗り換えるということがなくなるのは嬉しい。鳥栖を過ぎると列車はだんだんとスピードを落とすから、博多駅が近いことはうたた寝していてもわかる。ふと目を覚まして窓の外を見たときに、ちょうどどこかの駅を通り過ぎるところで、駅舎の向こうの小さなロータリーの一角に「小林カレー」という看板を掲げた店があることに気づいたのは、たぶん一昨年の冬だった。小林カレーという文字が、まるで半紙に墨で書いたような律義なものだったので、強烈に目に焼き付いた。同時に、九州に出かける直前に買ったばかりの料理本のタイトルが、もしかしたらこの看板から取ったのかもしれないという考えも頭をかすめる。はっと我に返ったとき、列車は駅を通過し終えてしまっていて、そこが何というと...
Jan 1st
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December 2009
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歩きながら考える
Dec 31st
Dec 31st
“まず一歩をふみだし、歩いて行くことだ。デカルトは思考の格率のひとつとして、森の中で迷った旅人の例をあげ、一ヶ所にとどまっていたり、あちこちとさまよい歩いたりしては...”
– 矢内原伊作「歩き初め」より(みすず書房刊『歩きながら考える』に収録)
Dec 31st
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麻三昧
Dec 14th
Dec 14th
ごぶさたしています、「カミさん」です。 →
Dec 14th
EDIBLE SCHOOLYARD
Dec 6th
Dec 6th